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元選手だからこそできるスポーツ栄養指導とは

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苦労した選手時代とあと一歩届かなかった日本一

少しだけ私のお話をさせていただきますと、私は女子フットサルの強豪クラブであるバルドラール浦安ラスボニータスで、トッププレーヤーとしてプレーしていた元選手です。女子のフットサルは基本的にアマチュアなので、仕事をしながら週4回の練習、週2回のトレーニング、週1回のケアをしつつ、チーム在籍中に国家試験で管理栄養士免許を取得しました。
プロとしてスポーツに取り組む方よりも、スポーツをしている方の多くは私のように仕事や学業と両立しながら頑張っている方が圧倒的に多い。その大変さを私自身よく知っています。
オリンピック競技ではないスポーツならば尚環境は厳しいものである事も。
私の競技者としての目標は日本一になる事でした。ですが、4度決勝まで進みながらもそれを叶える事は出来ませんでした。
延長戦残り8秒で追いつきサドンデスPKまでいって負けてしまった事もありました。
まだその頃は管理栄養士としては駆け出しで、自分なりに色々考えながらやってはいたものの
今の自分だったらもっと違うコンディショニングが出来たな〜、そうしたらあと少しで届かなかった結果も違ったものになっていたのかな、と、たられば話に聞こえてしまうかも知れませんがそう強く感じています。

誰もが通る自分のベストコンディションってどこ?

皆さんも経験されている事だと思いますが、選手時代は走れるようにと食事を制限して体重を減らしたり、逆にパワーアップしようと食べて体重を増やしたり、自分にとってどこがベストなのか定まらず、減ったり増えたり増えたり…笑
実は引退後の現在の方が自分のベストなコンディションを作れているので、20代男子と
フットサルで戦ったりも出来ているのです。
今の自分のコンディションコントロールが出来ていたら、結果も違ったのではないか、というわけです。
選手時代の自分と今の自分、何が大きく違うのかというと、管理栄養士としての知識と経験値、それを活かす技術です。
自分が試行錯誤しても解決出来なかった問題を、日々努力を重ねているアスリートに還元してぜひ目指す所に辿り着いてほしい、また、選手を辞めた後も生涯役立てられる知識と方法を身に付けてほしい、というのが私の1番の想いです。

選手としてのアスリート経験を活かした栄養サポート

スポーツに励んでいる時、仕事や学業と両立しながらの競技生活、国内合宿や遠征や海外遠征、酷暑の中の試合や練習、極寒の環境での試合や活動、連戦が続く大会、1日に複数試合やレースがある、疲労や怪我など様々な状況がある中でどうやってコンディションを良く保つか、私自身が経験してきたからこそ、選手と同じ目線、感覚で困るであろう事や必要な事がわかります。その状況に合わせた食事からのコンディショニングの仕方をより多くのアスリートに知って、役立ててもらいたい。
一方的にこれを食べて、これは食べてはダメ、という栄養指導するというスタイルではなく、選手と目標達成のために一緒に寄り添って課題や目標、達成感も共有出来るようなサポートを心掛けています